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Android Studio 3.0 Canary 3でKotlinの開発準備

はじめに

KotlinがAndroidに完全サポートされるということでAndroid Studio 3.0でKotlinで書けるようになります。
今回はプレビュー版を使って環境を構築していきます。

環境

Mac OS Sierra 10.12.5

Android Studio 3.0 Canary 3を入手

まずはAndroid Studio 3.0 Canary 3をDLしてきます f:id:kodaitakahashi-kt:20170617211854p:plain

DLしたファイルを解凍するとAndroid Studio 3.0 Preview.appが出現します。
※ 他のバージョンのAndroid Studioを入れていてもどちらのバージョンも保持したまま、Android Studio 3.0は起動できます

プロジェクト作成

プロジェクトを作る

Android StudioでメニューバーのFile>New>NewProjectを選択します。
選択するとこのようなメニューが表示されます。
ここではアプリケーション名とドメイン名など入力する欄があります。
ここでチェックを入れてほしいところは、Include Kotlin supportという箇所のチェックボックスにチェックを入れることで、 Kotlinが使えるようになります。
入力が終わればNextを選択してださい。 f:id:kodaitakahashi-kt:20170617212344p:plain

2. 開発デザイスを選択

SDKは自分の開発する環境に合わせてください。
入力が終わればNextを選択してください。
f:id:kodaitakahashi-kt:20170617212738p:plain

3. アプリケーションコンポーネントを選択

次はアプリケーション コンポーネントを選んでください。
選び終わったらNextをを選択してださい。
f:id:kodaitakahashi-kt:20170617213116p:plain

4. アプリケーションコンポーネントに名前付け

次は前回選んだアプリケーション コンポーネントに名前を付けます。 入力し終わったらNextを選択してください。
f:id:kodaitakahashi-kt:20170617213127p:plain

5. Gradleのエラー

4まで終了をするとプロジェクトが作成されます。 ここでGradleで必ずエラーが起こります。
f:id:kodaitakahashi-kt:20170617213413p:plain

このエラーはStack Over Flowでも解決されてましたので参考にしました。

stackoverflow.com

build.gradleを開き、ext.kotlin_versionの場所を注目してください。
ここのバージョンが1.1.2-3がデフォルトで入っています。
f:id:kodaitakahashi-kt:20170617213459p:plain

ここを1.1.2-4に変更することでGradleのエラーが解消されます。

// ext.kotlin_version = '1.1.2-3'
ext.kotlin_version = '1.1.2-4'

書き変えた後にTry Againをクリックしてもらうと、Gradleがもう一度動き、Kotlinが使える環境になります。

これでKotlinでAndroidアプリ開発ができるようになります。

ちょっとうーんな場所

ソースファイルを置き場所を変更したい

デフォルトではapp>src>main>java以下にソースファイルがあります。
ここで気持ち悪いのがjava以下にkotlinのソースファイルがあることです。
いつか自動で構成されるようになってほしい(願望)